N党 党首・立花容疑者逮捕を受け緊急会見 出馬表明済みの伊東市長選については…

斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題を追及し、1月に死亡した元県議の竹内英明氏=当時(50)=の名誉を傷つけたとして、名誉毀損の疑いで政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)が逮捕された。逮捕を受け同党は10日、国会内で記者会見を実施。副党首の齊藤健一郎氏が出席し「党として事実関係を慎重に調査しております。関係各所には心よりお詫び申し上げます」と述べた。 立花容疑者は12月14日投開票の静岡県伊東市長選に立候補を表明していた。この日は出馬会見を行う予定だったが、中止となった。出馬の見通しについては、齊藤氏は「いつ戻ってくるのか分からない状況。この場で出馬をするとも、取りやめるとも言えない」と答えた。 立花容疑者は斎藤知事を応援する目的で昨秋の兵庫県知事選に出馬し、文書問題の調査特別委員会(百条委)の委員だった竹内氏らへの批判を展開。特に竹内氏については、犯罪の嫌疑がかけられていると繰り返し発信していた。竹内氏は、斎藤氏が県知事選で再選された昨年11月に誹謗中傷を理由に辞職し今年1月に死亡。自殺とみられている。立花容疑者による発信に対し、竹内氏の妻が虚偽だと告訴していた。

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