事故から1年。遺族が群馬テレビの単独取材に応じ、「二度と同じような事故を起こしてほしくない」と飲酒運転の根絶を訴えています。 「これがすごくかわいくて。かわいいよね。目がくりくりってしてる。」(湊斗ちゃんの母・祖母) アルバムを眺める2人の女性。去年5月6日の交通事故で塚越湊斗ちゃんと父親の寛人さん、祖父の正宏さんの3人を亡くしました。 「事故の時とあまり変わらない。特に受け入れられずこのまま1年過ぎた。戻ってきてほしいとしかない。」(母) 事故は、伊勢崎市の国道17号・上武道路でトラックが中央分離帯を乗り越え対向車線の乗用車2台と衝突。事故を起こしたトラック運転手の男からは基準値を超えるアルコールが検出されました。 「信じられないという気持ちだった。事故が起きただけでショックなのに、さらに飲酒運転までって感じで。」(母) 「何にも悪くないのにあっという間に3人命を奪われちゃってどうしようもない。怒りしかない。」(祖母)