8日、愛知県東郷町の交差点を右折した車が対向車と衝突し、1人が死亡した事故。 現場は、愛知県東郷町の交差点。交差点に進入してきた軽ワゴン車が、県道を右折し、国道153号に入ろうとします。次の瞬間… 対向車線の乗用車と衝突。乗用車は横転しながら信号機の柱へ突っ込みました。 事故が起きたのは、8日(土)の午前10時過ぎ。 横転した乗用車を運転していたみよし市に住むブラジル国籍の会社員 ヤマダ・ドゥアルテ・アルバロさん(43)が死亡、軽乗用車を運転していた名古屋市天白区の看護師 村松とも子容疑者(67)が過失運転致死の疑いで逮捕されました。 ■乗用車の“ハンドル操作”があったことから余計に車の傾きが… 事故はなぜ、起きてしまったのでしょうか。 (交通事故鑑定人 中島博史さん) 「交差点内では起こりやすい事故。今回は右折車のスピードが高かったために、乗用車を横向きに押す力が大きくて横転に至った可能性が高い。乗用車のハンドル操作があったことから余計に車の傾きが大きくなり、結果として重大な事故につながったと思う」 交差点での「右折」が、痛ましい事故に。改めて、私たちが注意すべきことは… (中島さん) 「直進車の側も(対向車線の)右折車が車両のかげから出てくる可能性を考慮しながら運転するべき。交差点内は車の動きが複雑になる場所なので、他の車両の動きにも注意して運転してほしい」