パキスタン首都で自爆テロか…車爆発で12人死亡36人重軽傷 インド首都でも車爆発 「大規模テロ計画の可能性」“偶発的な爆発装置の作動”指摘の報道も

パキスタンの首都で、自爆テロとみられる爆発があり、12人が死亡、36人が重軽傷を負いました。 パキスタンメディアによりますと、首都イスラマバードで11日、裁判所の近くに止められた車が爆発し、少なくとも12人が死亡、36人が重軽傷を負いました。 地元当局は自爆テロとみて捜査していますが、複数のインドメディアはパキスタンの反政府武装勢力が「司法関係者らを標的に攻撃した」とする犯行声明を出したと報じています。 一方、インドの首都ニューデリーでも10日、世界遺産「赤い城」の近くで車が爆発し、これまでに12人が死亡しました。 爆発した車を運転していた男は、インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方出身の医師とみられ、イスラム過激派組織との関連が疑われています。 地元当局は、この爆発の前にニューデリー郊外の住宅から大量の爆発物や弾薬を押収し、別の医師ら数人を逮捕していて、現地メディアは大規模なテロが計画されていた可能性があるとしています。 また、一部の現地メディアは当局者の話として、現場の状況から「車で運ばれていた爆発装置が偶発的に作動した可能性がある」とも伝えています。

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