福岡県那珂川市で12日、67歳の父親を包丁で刺し殺害しようとした疑いで43歳の息子が現行犯逮捕されました。 春日警察署によりますと12日午前10時すぎ、那珂川市王塚台で「男女が道路に倒れている」と目撃者から通報がありました。 警察がかけつけると男女2人が倒れていて、男性のほうには包丁が刺さったままでした。 警察は現場にいた職業不詳、野口直希容疑者（43）を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。 野口容疑者は父親の野口三義さん（67）の腹部付近を包丁で突き刺し殺害しようとした疑いで、三義さんは約1時間後に死亡が確認されました。 倒れていた女性は野口容疑者の60代の母親で、背中にけがをしていますが、意識はあるということです。 調べに対し野口容疑者は容疑を認めているということで、警察が犯行に至った経緯などを詳しく調べています。