特殊詐欺の実行役を勧誘する「リクルーター」役を務めたなどとして、男2人が逮捕されました。 職業安定法違反などの疑いで逮捕されたのは住居不定、自称会社員の山下大輝容疑者(25)と、愛知県半田市の会社役員、野田大智容疑者(25)です。 警察によりますと2人は今年7月、特殊詐欺の実行役として少年(17)をSNSで勧誘した疑いがもたれています。 また、少年に指示を出して東京都の女性(74)からキャッシュカードをだまし取り、現金合わせて150万円を引き出した疑いももたれています。 警察は2人の認否を明かにしていません。 警察は山下容疑者が20人以上の「リクルーター」を束ねていて、実行役を特殊詐欺組織に紹介していたとみて余罪を調べています。