児童盗撮画像共有事件 現役教師逮捕で広がる波紋…備前市で臨時校長会 再発防止策など話し合う【岡山】

現役の小学校教師らのグループによる児童の盗撮画像共有事件で備前市立小学校の教師の男が逮捕されたことを受け、11月12日、再発防止に向けた臨時の校長会が開かれました。 臨時校長会には備前市立の小中高校16校の校長が出席しました。 備前市では11月7日、市立小学校の教師、甲斐海月容疑者(27)が、女児が着替えをする動画データを所持したとして児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで警察に逮捕されました。甲斐容疑者は児童の盗撮画像をSNSで共有していた小学校教師らのグループの1人とみられています。 校長会では始めに市教育委員会の小郷康弘教育長が、「児童や保護者・地域の皆さまに対し心から申し訳ない」と謝罪を述べました。その後、再発防止に向けた方針が話し合われ、教室や更衣室などの緊急安全点検を実施するほか、教職員を対象にしたコンプライアンス研修の内容の見直しやスクールカウンセラーの勤務時間を拡充することなどが決まりました。 市教育委員会は子供や保護者の心のケアを最優先し、再発防止を徹底したいとしています。

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