広島県福山市の60代の女性が警察官をかたる男などから現金1億4300万円をだまし取られました。 警察によると2025年9月、福山市に住む60代の女性の自宅にデジタル庁の職員を名乗る男から「あなたの名前で携帯電話が不正に契約されている」などと電話がありました。その後、警察官を名乗る男からは「逮捕状が出ている」などと言われました。男らは女性に対し、無実を証明するためには、「現金を預かって調査が必要」などとして、金を渡すよう指示。女性は11月まで6回に渡り、現金1億4300万円を手渡し、だまし取られました。被害額は県内で起きた特殊詐欺事件で過去3番目に多く、警察が注意を呼びかけています。 (2025年12月25日放送)