在留資格がないことを知りながら、不法に日本国内に滞在させることを手助けしたとして、12日インドネシア国籍の男が逮捕されました。 入管法違反ほう助(不法残留)の疑いで逮捕されたのは、インドネシア国籍で住居不詳の自営業、ムハマッド・ヌズライ容疑者(48)です。 ムハマッド容疑者は、インドネシア国籍の男7人が在留資格がないと知りながら京都市南区にある住宅2軒に不法に住まわせていた疑いが持たれています。 この住宅に住んでいた7人については、警察が12日、入管法違反(不法残留)の疑いで逮捕しています。 警察の調べに対し、ムハマッド容疑者は容疑を認めていて「オーバーステイのインドネシア人が住んでいたのは知っていたが、出て行って欲しかった」と話しているということです。 警察によりますと、ムハマッド容疑者は、滋賀県内で日本とインドネシアをつなげる活動をしていたということで、警察はムハマッド容疑者が不法残留の手助けとして、仕事を紹介するなどしていた可能性もあるとみて調べを進めています。