5億円相当のコカイン船底から押収 コカイン密輸未遂で男4人逮捕 捜査のきっかけは溺死した遺体 回収しようとして溺死か

清水港に停まっていた貨物船から5億円相当とみられるコカインが押収された事件で、コカインを密輸しようとしたとしてブラジル国籍の男ら4人が逮捕されました。 逮捕されたブラジル国籍の男3人と東京都渋谷区の男あわせて4人は、2024年1月パナマ船籍の貨物船の船底にコカインおよそ20キロを隠し密輸しようとした疑いがもたれています。 2024年2月駿河湾で溺死した男の遺体が見つかり、海上保安部が調べたところ、田子の浦港で船底のコカインを回収しようとして溺れたとみられることがわかりました。 貨物船は2025年7月清水港に着岸しましたが、このとき船底から回収されていなかったコカインが見つかり、その後の捜査で4人の関与が浮上して逮捕に至りました。 押収されたコカインはおよそ5億円相当とみられていて、船に隠して薬物を密輸するいわゆる「パラサイト型」の摘発は全国で2例目です。

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