3年前、紋別市で建物に放火したとして男3人が逮捕された事件で、男らは保険金をだまし取る目的で、全国で犯行を繰り返していた可能性があることが分かりました。 非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、いずれも住所不定・無職の稲葉寛容疑者、深町優将容疑者と旭川市の自称会社役員、青山篤容疑者です。 3人は2022年8月、紋別市港町4丁目の4階建ての空きビルに火をつけた疑いがもたれています。 警察によりますと、このビルは青山容疑者が借りていて、当時、内装工事が行われていたためテナントは入っていませんでした。 ■荒木俊光カメラマン「こちらの建物は火災にあいました。あれから3年ほどたちますが、建物はまだ残ったままです。」 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、保険金をだまし取る目的で火を付けた可能性も視野に調べを進めています。 稲葉容疑者と深町容疑者は、別の人物らとともに青森県などでも保険金をだまし取る目的で放火したとして、非現住建造物等放火と詐欺の罪で起訴されています。