中瀬ゆかりさん、名古屋主婦殺害事件の容疑者に私見「人は誰かに執着されると、これが本当に恐ろしいことだなって…」

新潮社出版部執行役員の中瀬ゆかりさんが13日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に曜日コメンテーターとして生出演。1999年11月、名古屋市西区で主婦の高羽奈美子さん(当時32)が殺害された事件で10月31日、愛知県警が殺人容疑で奈美子さんの夫・悟さんの高校の同級生だった安福久美子容疑者(69)を逮捕した事件についてコメントした。 この日の番組では、安福容疑者が事件後、近所との交流が希薄になったことを報じた記事を紹介。今回の事件について聞かれた中瀬さんは「人間って自分のまったく知らないところ、想像も及ばないところに他の人から執着されることってあるじゃないですか。このケースはまさにそうだと思うんですよ」と発言。 「悟さんは(容疑者の)存在すらも同窓会で会ったから、ああって感じだったと思うけど、ほとんど思い出すこともないような、自分のことをちょっと好きだった人だって認識はあっても、それ以上でも以下でもない。本当に普段、完全に忘れているような存在の女性から、そんなに自分が執着されてるんなんて想像もしてなかったから、思いも当たらなかったんで、ここまで、その名前を出すこともなく来てしまったわけじゃないですか」と続けると「だから、人間の執着の恐ろしさっていうのを考えましたね。それが、どこをどう間違って転がって、奥さんを殺(あや)めるところまで行くのか? だって、まさか高校の時に自分のことをちょっと好きだった人が、その後に自分の妻を殺すことになるなんて誰だって想像しないですよ」と指摘した。 さらに「何か自分の心当たりがあるようなことがあれば、思いつくのかもしれないけど、まったくなかったわけですから。これはもう防ぎようがない。ないんだけど、人は誰かに執着されると、これが本当に恐ろしいことだなっていうことを改めて思いました」と話していた。

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