立花容疑者、元兵庫県議への名誉棄損容疑を一転「認める」方針 弁護人が動画で「示談申し入れ進める」

1月に死去した元兵庫県議の竹内英明氏をデマで中傷したとして、県警に名誉毀損(きそん)の疑いで逮捕された政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)について、弁護人を務める弁護士は14日、真実相当性を争わず、容疑を認める方針を固めたと、自身のユーチューブ動画で明らかにした。 立花容疑者と11、12日に接見した別の弁護士によると、当初は罪の成立を争う姿勢を示していた。 弁護人は動画で「否認ではなく、自白ということで手続きが進んでいく。罪を認め、謝罪すべきところは謝罪するということになった。今日以降、ご遺族に示談の申し入れを進めていく」とした。 立花容疑者は逮捕前、自身の交流サイト(SNS)や記者会見で「発言には十分な根拠があり、真実相当性があった。違法性は阻却される」として、罪にはならないと主張していた。 捜査関係者によると、立花容疑者は逮捕後の調べに「発言したことは間違いない」と供述し、文言自体は争わない姿勢だった。 また弁護人は、立花容疑者が立候補の意向を示していた静岡県伊東市長選(12月7日告示、14日投開票)について「支援者がぜひ立候補してほしいとのことであれば、留置場内でも場合によっては立候補を考えたい」と話していることを明らかにした。

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