茨城の役所に車で突入、責任能力認め懲役13年判決…はねられた女性「車への恐怖心消えず」

被害者に多大な恐怖を抱かせ、社会への衝撃も大きかった――。茨城県の日立市役所前と東海村役場に立て続けに突っ込み、殺人未遂罪などに問われた益子泰(ゆたか)被告(55)に対する判決が14日、水戸地裁で言い渡された。求刑より2年少ない懲役13年。被告は人をはねた際に意識障害を起こしたと主張したが、有賀貞博裁判長は完全責任能力を認め、「無差別に死傷者を生じかねない危険な行為で相当悪質」と断じた。(寺倉岳、伊能新之介)

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