熊本県小国町の贈収賄事件 逮捕された2人が容疑否認「友人としての食事で賄賂性はない」

熊本県小国町の公共工事の入札をめぐる贈収賄の疑いで逮捕された2人の男が、ともに容疑を否認していることが、関係者への取材で分かりました。 この事件は、おととし6月から去年12月の間、町が発注する土木工事などの指名競争入札をめぐり、謝礼の名目で総額約52万円相当の接待があったとして、小国町の建設課長だった小野昌伸容疑者(60)が収賄の疑いで、建設会社「伊藤組」社長の伊藤英志容疑者(60)が贈賄の疑いで逮捕されたものです。 警察は、2人の認否を明らかにしていませんが、関係者らによりますと、伊藤容疑者は「友人として食事をしたがそこに賄賂性はなかった」と容疑を否認し、小野容疑者も同じように容疑を否認しているということです。 2人は中学時代の先輩後輩で、小国町の渡邉誠次町長は2人の逮捕後に開いた会見で「違法性がないのではないか」と発言していました。

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