札幌市北区の住宅で両親と姉を殺害した疑いで逮捕された41歳の男が、「姉に恨みがあった」という趣旨の供述をしていることが分かりました。 札幌市北区の無職・中村純一容疑者(41)は先月31日、札幌市北区新琴似の両親の自宅で、父親の中村道紀さんと母親の美枝子さん、姉の川村千恵子さんをサバイバルナイフで刺して殺害した疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、姉の遺体には全身に数十カ所の刺し傷があり、3人の中で最も多かったことが分かりました。警察の調べに対し中村容疑者は、「姉に恨みがあった」という趣旨の供述をしているということです。 警察は、姉に強い殺意を持っていたとみて、動機や家族の関係性を慎重に捜査しています。