福岡市南区で今月、飲酒運転で衝突事故を起こし相手にケガをさせた上、逃走した疑いで77歳無職の男が24日、逮捕されました。 危険運転致傷などの疑いで逮捕されたのは、福岡県那珂川市の無職灰原順一容疑者(77)です。 警察によりますと灰原容疑者は7日、酒を飲んで車を運転し、福岡市南区で信号機の柱に衝突した上、後続の車にも衝突し、52歳と10代の親子に首の捻挫などのケガを負わせ逃走した疑いがもたれています。 灰原容疑者は事故現場から200メートルほど離れた場所でも駐車中の車に衝突する事故を起こしていて、吐いた息からは基準値の4倍を超えるアルコールが検出されています。 灰原容疑者は「事故について全く覚えていません」と容疑を一部否認しています。