10月、JR札幌駅に隣接する商業施設の店舗で、高級ダウンジャケットなどを盗んだとして、16歳から22歳の男3人が逮捕されました。 男らは以前にも、札幌市北区のセレクトショップで高級ダウンジャケットを盗んだ疑いで逮捕されていました。 窃盗の疑いで再逮捕されたのは、いずれも苫小牧市に住む、無職の箭内龍也容疑者(20)と自称・自営業の中村麗斗容疑者(22)、保温工の16歳の少年です。 箭内容疑者ら3人は、2025年10月15日午後6時50分ごろ、札幌市中央区北5条西3丁目のJR札幌駅に隣接する商業施設の店舗から、ダウンジャケット2着とハンガー2点(販売価格等合計60万6600円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 事件から約1時間後の15日午後8時ごろ、被害店舗から商品の「ダウンジャケットが盗まれた」という旨の110番通報があったということです。 その後、警察は防犯カメラの映像などから、箭内容疑者ら3人を犯行を特定し、3人を逮捕しました。 警察によりますと、盗まれたのは高級ブランド「モンクレール」のダウンジャケットだということです。 盗まれたダウンジャケットはすでに発見され、警察が押収しています。 警察の取り調べに対し、中村容疑者は「俺は現場にいたがやっていない」と容疑を否認しています。 また、箭内容疑者と16歳の少年は「ダウンジャケット2着盗みました」と容疑を認めているということです。 3人は、2025年10月22日にも、札幌市北区のセレクトショップから「モンクレール」のダウンジャケット5着(販売価格合計約109万円相当)を盗んだ疑いで逮捕されていました。 3人の詳しい動機は捜査中だということですが、警察は換金目的で盗んだとみて捜査するとともに、同様の高級ダウンジャケットの窃盗事件に関与しているとみて、余罪についても調べています。