岐阜県各務原市の会社役員2500万円被害 警察官名乗る特殊詐欺「紙幣番号の照合必要」

各務原市の会社役員の40男性が警察官を名乗る男らに現金2426万円をだまし取られる被害にあったことが26日、わかりました。 警察によりますと、11月14日、男性の携帯電話に、大阪府警の警察官を名乗る男から「マネーロンダリング事件で逮捕した被疑者から押収したキャッシュカードを調べたところ、あなたの銀行口座を使って島根県で犯罪を行っていることが分かった。島根県警の警察官と話をしてほしい」と電話があり、SNS通信アプリに誘導されました。 その後、このアプリのビデオ通話機能で島根県警の警察官を名乗る男から警察手帳などを示され、 さらに、検事を名乗る男からは「疑いを晴らすには持っている全ての銀行口座内の紙幣番号を照合する必要がある」と迫られ、 男性は、指示に従って総額で2426万円を振り込みました。 不審に思った男性が勤務先の顧問弁護士に相談して、被害が発覚しました。 警察は「警察や検察官がSNSアプリの通話機能を使って捜査を行うことや送金を指示することは絶対ない」と注意を呼びかけています。

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