警察官や検事かたる詐欺被害が相次ぎ2件で計2,500万円超だまし取られる(福島)

福島県内で警察官や検事をかたる電話にだまされる詐欺被害が相次いでいます。 警察によりますと、福島市の30代の女性は、今年9月に警察官や検事をかたる電話を受け、「あなた名義のカードでマネーロンダリングが起きている」とか、「逮捕状が出ている。 身の潔白を証明するため資金を動かしてほしい」などと言われました。 この話を信じた女性はLINEのビデオ通話や音声通話で、預金を暗号資産に換えるよう指示され、指定された暗号資産のアドレスに送金するなどして、約1,690万円をだまし取られたということです。 また、いわき市の80代の女性も今年10月に警察官や検事をかたる電話を受け、「捕まえた犯人があなた名義の携帯電話を使っており、あなたに現金を渡したと言っている。身の潔白を証明するために、口座の金の紙幣番号を調べて、あなたが犯人と関係があるか調べる」などと言われました。 女性はこの話を信じ、指示されるまま現金計840万円を自宅の郵便ポストの下に置き、だまし取られました。 警察はこのような詐欺被害防止のため、次のように呼び掛けています。 ・警察がSNSアプリなどを利用して連絡を取り合い、捜査をしたり、令状の画像を送って見せたりすることはない。 ・警察官が電話で現金を要求することはない。 ※写真はイメージです。

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