都営アパートの敷地内に産業廃棄物などを運び入れて放置することで、土地を違法に占拠したとして廃品回収業者の男が逮捕されました。 警視庁によりますと、浅野祐二容疑者はことし7月から10月ごろにかけて、東京・立川市にある都営アパートの敷地内に産業廃棄物やがれきなどを運び入れて放置することで、東京都が所有する土地を違法に占拠した疑いがもたれています。 浅野容疑者は廃品回収をしていて、都営アパートの敷地内にある53平方メートルあまりに、回収した廃品などを放置していたとみられています。 調べに対し浅野容疑者は、「東京都から撤去するよう指導を受けていたが、廃棄物を処理するお金がなく、結果的に山積みになってしまった」と容疑を認めているということです。