会社役員の男2人逮捕 詐欺グループの犯罪収益隠匿か 警視庁

会社が管理する借名口座に詐欺グループの詐取金を入金させ隠したなどとして、警視庁犯罪収益対策課は3日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)容疑で、収納代行会社「SmartPayment」(横浜市)の実質的経営者尾崎裕一郎(47)=横浜市西区、同社役員林孝尚(40)=横浜市神奈川区=両容疑者を逮捕し、法人としての同社を書類送検した。 2人の認否は明らかにしていない。 同課などによると、同社が管理する複数法人の口座には2023年8月~24年6月ごろ、被害者約1000人から約3億1300万円が振り込まれており、その後、現金で詐欺グループのメンバーに渡っていたとみられる。 逮捕容疑は、24年5月10日~6月17日、詐取金を振り込ませるための借名口座2口座を詐欺グループに提供したほか、口座からの現金の引き出しや運搬を有償で請け負い被害金計約2500万円を隠匿した疑い。

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