今年3月に石川県輪島市内の公費解体の現場で、廃棄物を指定された場所に運ばず、その場に埋めたとして、愛媛県の会社員の男が再逮捕されました。 廃棄物処理法律違反の疑いで再逮捕されたのは、愛媛県今治市の52歳の会社員の男です。 警察によりますと、男は輪島市内の解体業に従事していた今年3月10日から3月27日までの間に、木造2階建ての建物を解体した際に生じたコンクリート片や木くずなど、およそ580キロを指定された場所に捨てず、解体現場に埋めた疑いが持たれています。 男へのその後の取り調べや、警察に寄せられた情報提供などで犯行が明らかとなりました。 男は今年3月8日ごろにも別の解体現場でコンクリート片などの廃棄物およそ2400キロを解体現場に埋めたとして、11月11日に逮捕されていました。 警察は捜査に支障が出るとして男の認否を明らかにしておらず、余罪や共犯性も含めて調べを進めています。