「ママ怖かったよ」プールの中で女児2人の体を…不同意わいせつ容疑で40代警部補を書類送検「以前にも…」余罪ほのめかす 警察は停職6か月懲戒処分 北海道警察

9月、札幌市内のプールで小学校低学年の女児の体を触るなどした疑いで、警察学校教官の40代の男性警部補が3日、書類送検されました。 これを受け、警察は警部補を停職6か月の懲戒処分としました。 ■約3か月に及ぶ捜査で容疑が固まり書類送検 不同意わいせつの疑いで書類送検されたのは、北海道警察学校の教官で40代の男性警部補です。 警部補は9月6日、札幌市内のプールで小学校低学年の女児2人の尻や太ももなどを何度も触った疑いが持たれています。 被害に遭った女児2人はこの日、水泳教室に参加していて、被害に気づいたコーチが警察に通報。 警察はおよそ3か月にわたる裏付け捜査を進め、容疑が固まったとして3日、警部補を不同意わいせつ容疑で書類送検し、停職6か月の懲戒処分としました。 警部補は4日付けで依願退職する意向だということです。 ■平泳ぎで女児の尻を…一部始終をコーチが目撃「やましい気持ちがあったと説明」 関係者によりますと、この日、女児は水泳教室のコーチにすぐに被害を報告しました。 報告を受けたコーチが水中に潜り、プールの中の警部補の行動を確認。 すると警部補は、平泳ぎをしながら、隣のレーンを反対側から背泳ぎで来た女の子に対し、すれ違いざまに水中で尻や太ももを触っていました。 その後、コーチが女児の保護者と一緒に問いただすと、警部補は頭を下げて謝罪し「やましい気持ちがあった」と説明。自身が警察官であることを告白しました。 ■一転して「わいせつ目的ではなく過失だった」と主張…否認は「自己保身のため」 しかし警部補は、通報を受けて駆けつけた警察官による聴き取りが始まると、最初の説明を翻します。 「ぶつかったものの、わいせつ目的ではなく過失だった」と釈明。 保護者たちへの謝罪・説明とはまったく反対の主張を始めました。 その後の取り調べで警部補は事実を認め、当初、供述を変遷させたことについて「自己保身のためだった」という趣旨の供述をしたということです。

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