宇都宮市の路上で酒気を帯びた状態で車を運転し男性をはねて死亡させたとして、運転手の男が逮捕された事故で、警察は4日、車を貸して一緒に乗った疑いで20代の男を逮捕しました。 酒気帯び運転車両提供などの疑いで逮捕されたのは、鹿沼市幸町に住む会社員の男(27)です。 警察によりますと男は3日午前3時10分ごろ、宇都宮市宿郷のコインパーキングで友人の男が酒気を帯びて運転することを知りながら軽のワンボックスカーを貸し、同じ車に乗った疑いが持たれています。 警察の調べに対し男は、「間違いありません」と容疑を認めているということです。 この事故では車を借りて運転した日光市和泉に住む会社員の男(26)が、直後に宇都宮市中央2丁目の通称・いちょう通りで37歳の男性をはねて死亡させたとして、過失運転致死などの疑いで逮捕されていました。 警察で男が車を貸した経緯などを捜査しています。