8日、東京地裁で行われた俳優の清水尋也被告の初公判。 大麻を所持した罪について起訴内容を認め、謝罪しました。 事件が明らかになったのは2025年9月。 自宅で乾燥大麻約0.4グラムを所持したとして逮捕・起訴されたのです。 テレビドラマや映画などに出演し、若手俳優の中でも注目される存在だった清水被告。 突然の逮捕に衝撃が走りました。 保釈時には、次のように謝罪。 清水尋也被告(2025年9月): この度は申し訳ございませんでした。今回、私の行為によって多くの方々にご心配、そしてご迷惑をおかけしてしまったこと、深くおわび申し上げます。 そして8日、迎えた初公判。 黒のスーツ姿で出廷した清水被告は、冒頭、職業を聞かれると「俳優をやっています」と回答。 起訴内容について、裁判官から「間違いないですか」と問われると、「ないです」と認めました。 大麻を使った理由については「主にストレスの緩和やリラックス目的で」と話しました。 また、家族や仕事の関係者に対しては「後悔しきれない」などと述べました。 そして、今後の仕事について聞かれると、「これから考えるが、まずは生活を立て直すためにも一般の仕事を探して働いていく」と答えました。 裁判官から「俳優業はしばらく休業か」と問われると、「役者の仕事は1人の力では成立しない仕事だと思っています。自分で判断できることではないので、相談して考えないといけないと思っています。まずは1人の人間として、後悔ないように生きていきたい」と述べ、最後に「改めてきょう、自分の罪でたくさんの人にご心配、ご迷惑をおかけしたことを反省しています。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。 検察側は拘禁刑1年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めているこの裁判。 判決は12月19日に言い渡されます。