コロナ補助金詐取容疑 医療法人理事を逮捕 今村洋史元衆院議員の妻

新型コロナウイルス対策の補助金計約5260万円を愛知県からだまし取ったとして、名古屋地検特捜部は10日、同県一宮市の「いまむら病院」を運営する医療法人の理事、今村有希子容疑者(57)=福島県郡山市=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。 登記簿や関係者によると、医療法人理事長や病院長は今村洋史・元衆院議員(63)が務め、今村容疑者は洋史元議員の妻という。 特捜部によると、今村容疑者は2023年、感染防止対策関連の県の補助金をめぐり、実際には購入していない検査装置や個人防護具を購入したり、実施されていない消毒作業を行ったりしたかのように装う納品書を添付した実績報告書を県に提出。計約5260万円をだまし取った疑いがある。

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