四国中央で働く病院職員が400万円被害 警察官名乗る特殊詐欺 事件の資金調査でっち上げ【愛媛】

警察官を装う特殊詐欺事件で、愛媛県四国中央市で働く病院職員の男性が事件の資金調査をでっち上げられ、現金約400万円をだまし取られました。警察は被害届を20日に受け捜査しています。 被害を受けたのは、香川県観音寺市に住む病院職員の男性(20代)です。 警察によりますと男性は今年10月28日、京都府警の警察官を名乗る男から携帯電話で詐欺事件の関与をでっち上げられたあと、SNSに誘導されて大阪府警の警察官を装う男から逮捕状に似た書類などのデータを受信しました。 このあと検察を名乗る男から男性の口座の資金調査をすると言われ、金融機関のATMから現金約400万円を指定された口座に振り込みだまし取られました。 京都府警を名乗る男からの電話は、「+」で始まる国際電話の番号だったということです。 警察は金融機関から「被害に合った可能性が高い人がいる」と連絡を受け、男性から状況を聞きました。 警察は特殊詐欺事件として捜査。警察がSNSで連絡することはないと注意を呼びかけています。

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