小学校にあるはずの銅像が・・・ 盗まれた二宮金次郎像が金属買い取り業者に 地域住民「残念な思い」

北海道美唄市の廃校となった小学校跡地で二宮金次郎の銅像が盗まれました。 思い出の像が盗まれ、地域住民には困惑が広がっています。 ■中川宙大記者「こちらですね。二宮金次郎の銅像があるはずなのですが、台座の上には何も残っていません。ネジがむき出しになっています」 突然、姿を消した二宮金次郎の銅像。 2009年に閉校した美唄市の旧光珠内中央小学校から盗まれました。 盗まれた銅像は、高さ115センチ、幅50センチで重さは41キロありました。 一体、二宮金次郎はどこへ行ったのでしょうか。 窃盗の疑いで逮捕された、苫小牧市の自称自営業、間澤昭平容疑者45歳と、岩見沢市の無職若園政浩容疑者64歳。 2人は8月から10月までの間に二宮金次郎の銅像を盗んだ疑いが持たれています。 盗んだ像は、苫小牧市内の金属買い取り業者に3万4850円で売り渡されていて、転売目的だったとみられています。 被害にあった小学校にかつて通っていた人は。 ■光珠内中央小に通っていた人「登下校の時は金次郎さんの前を通って学校に通っていたし、身近な存在だった。がっかりというか、残念な思いでいっぱい」 警察の調べに対し、間澤容疑者は「私とマサさん(若園容疑者)でやった盗みで間違いない」と容疑を認めていますが、若園容疑者は「その場に行ったのは間違いないが、盗んだのは間澤」と容疑を一部否認しています。 間澤容疑者は、3月にも洞爺湖町の休業中のホテルに侵入し、配電盤などの銅線およそ830キロを盗んだとして逮捕されていました。 警察はほかにも余罪があるとみて詳しい経緯や状況を調べています。

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