佐藤流司主演舞台『私立探偵濱マイク -罠- THE TRAP』メイン&キャラビジュアル公開 上演に向けてのコメントも到着

2026年2月から3月にかけて東京・大阪・愛知で上演される舞台『私立探偵濱マイク -罠- THE TRAP』のメインビジュアルおよびキャラクタービジュアルが公開された。 原作は、映画監督・林海象による映画『私立探偵 濱マイク』シリーズ。2021年に朗読劇として初めて舞台化され、2022年には第1弾の本格舞台が上演、そして2025年2月に舞台第2弾が上演されたが、本作はシリーズ第3弾にして完結編となる。 舞台版第1弾から本作の脚本・演出を務める西田大輔は、「今回の『罠』は謎多き作品でもあり、舞台化として、どのように物語が折り重なっていくのか、どうぞその眼でお確かめください!!」とコメント。また林は「映画の中でしか表現できなかった謎が、どのように舞台に置き換えられるのか? それが本公演の最大の見どころであり、原作者として胸が高鳴る思いである」と期待を寄せた。 主人公の濱マイクを演じる佐藤流司は上演に向けて、「朗読劇を上演した2021年から5年近く携わってきているこのシリーズがいよいよ完結編となるので、しっかり有終の美を飾りたいと思います」とコメントしている。 そのほか、マイクの相棒・星野役の矢部昌暉(DISH//)、マイクの妹・濱茜役の小泉萌香、王百蘭(ワン・バイラン)役の七木奏音、中山刑事役のなだぎ武が第2弾から引き続き出演。新たなキャストとして、エリート刑事の神津役を福井巴也(UNIFY)、マイクの恋人・百合子役を川上千尋、物語の鍵となるミッキー役を上田堪大、女性工員の水月・影男役(2役)を野々花ひまり、教会の神父役を大沢健がそれぞれ演じる。 舞台『私立探偵濱マイク -罠- THE TRAP』は、2026年2月28日(土)から3月8日(日)まで東京・サンシャイン劇場、3月14日(土)・15日(日)に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール、2026年3月20日(金・祝)に愛知・COMTEC PORTBASEで上演される。 【あらすじ】 私立探偵の濱マイクは百合子という恋人ができた。ある日、百合子が黒い仮面を被った影男に襲われた。犯人は最近連続して起こっている毒物殺人事件犯と同一人物らしい。すんでのところで百合子を救ったマイクは犯人探しに乗り出すが、殺人事件の新たな犠牲者から彼の指紋が検出され、事件の容疑者にされてしまう。マイクは星野の手引きで身を隠したが、錠を初めとする探偵仲間の協力を得て捜査を続行した。やがて水月という女が浮かび上がり、マイクは老女から孤児院時代の水月の恐ろしい行状を聞かされる。しかし、マイクは彼を執拗に追う中山刑事に逮捕され、マイクを逃がそうとした星野も撃たれてしまう。身動きの取れなくなったマイクを助けたのは神津刑事だった。神津は百合子が影男に誘拐されたとマイクに告げる。水月と彼女が溺愛するミッキーの部屋に監禁された百合子は、水月の命令でミッキーの母親役を演じさせられていた。水月はミッキーを捨てた母親を探し出して復讐しようとしていたのだ。水月はこれまでと同様の手口で百合子の命を奪おうとしたが、そのとき、ミッキーが毒物の入った注射針を水月の背中に刺した。乗り込んできたマイクによって事件は解決したが、その後、百合子が再びミッキーにさらわれてしまう。ふたりを追って下水道へ入ったマイクは全てがミッキーが仕組んだ悪魔の計画であったことをつかんだが、轟々と流れる下水の中に真犯人の姿を見失った。9カ月後、妹・茜の元に失踪していたマイクと百合子からFAXが届いた。そこには、ふたりが長い旅の途中にあることが記されていた……。 ■濱マイク役:佐藤流司 コメント全文 朗読劇を上演した2021年から5年近く携わってきているこのシリーズがいよいよ完結編となるので、しっかり有終の美を飾りたいと思います。濱マイクは、自分が考えるかっこいい人物像にすごく合致していて、ハードボイルドな作風と少しレトロな時代背景が、西田さんが作りだす演出や絵作りの美しさなどの世界観ととてもマッチする作品だと毎回思います。原作となる映画公開から30周年となりますが、その当時から人気があり成功している作品の舞台版ですので、その面白さは間違いないです。原作へのリスペクトと共に、舞台ならではの新たな部分にもぜひご期待ください。 ■神津役:福井巴也(UNiFY) コメント全文 皆様あらためまして、神津役を務めます、福井巴也です。これまでたくさんの方に愛されてきた『濱マイク』。その映画30周年の年に舞台『濱マイク』の世界に参加できることが決まったときとてもうれしかったです。今回僕が演じさせていただく神津は物語の鍵を握る人物のひとりですし、彼の魅力や心情を丁寧に最大限表現していきたいと思っています。今まで舞台『濱マイク』を作り上げてきたキャストの方々とも稽古を重ねながら、呼吸を合わせ、皆様に喜んでいただける作品にすべく全力で挑みたいと思います。ぜひ皆様のご来場お待ちしております。 ■百合子役:川上千尋 コメント全文 百合子役を務めさせていただきます、川上千尋です。舞台『私立探偵濱マイク-罠- THE TRAP』への出演が決まり、今回初めて映画を拝見しました。長く愛され続ける理由が伝わる魅力的な作品で、その世界に携われることがとてもうれしいです! 百合子のお茶目さや、時に見せる緊張感ある表情をどう表現していくか自分自身とても楽しみにしています。そして今作がシリーズ完結編という大切な作品ですので、座組の一員として作品の空気をしっかりとお届けできるよう、精一杯努めてまいります。初めての挑戦が多い役なので、この期間を通して皆様に新しい姿をお見せできるようお稽古に励みます! 皆様に劇場でお会いできることを楽しみにしております! ■ミッキー役:上田堪大 コメント全文 ミッキー役を演じさせていただきます、上田堪大です。僕自身、西田さん演出の作品に出たい!ってずっと思っていたので、久々にご一緒できること大変うれしく思っております。また、共演してみたいと思っていた方々もいらっしゃるので、もうすでに楽しみで仕方ないです。シリーズ最後で初参加ではありますが、原作や初演からのリスペクトを持ちつつ、全力で臨みたいです。 ■星野役:矢部昌暉(DISH//) コメント全文 星野くんを演じさせていただく矢部昌暉です。舞台版の3作、遡れば朗読劇版から星野くんを演じさせていただき、ついにファイナルまで来たかと感慨深いです。シリーズ物であってもファイナルまでやれるというのは当たり前ではありません。偏に応援してくださるお客様のおかげです。ありがとうございます。身が引き締まる思いです。お馴染みのキャストやスタッフの皆様とまたご一緒できるうれしさ、心強さと、今作から参加されるキャストの皆様との新しい出会いにワクワクドキドキでもうすでにお腹いっぱいではありますが、とにかく楽しんでこの素敵な作品をお客様にお届けしたいと思います。劇場でお待ちしております。 ■濱茜役:小泉萌香 コメント全文 前作、前々作に引き続き、濱茜として出演できて本当にうれしいです。今回で完結編ということで、濱茜を演じられるのは最後になってしまうのでしょうか……。寂しい気持ちもありますが、一生懸命お兄ちゃんを支えられるように頑張りたいと思います。茜はいつだってお兄ちゃん思いで、本当に優しい子。しっかりしてて、賢くて、家族愛に満ち溢れてて、前作とくらべても学生とは思えないくらい冷静で大人になったなと感じました。これからも家族にしか見えない絆でつながっていてほしいと思います。 ついに完結編ということで、ここまで私立探偵として守り生き抜いてきた濱マイクの生き様を最後まで見届けていただきたいですし、私も精一杯濱茜を演じられるようひとつひとつを大切に、丁寧に、作品と向き合っていけたらと思っています。 ■王百蘭役:七木奏音 コメント全文 初演だけの登場キャラクターでしたが、第2弾に続きこうして完結編にも舞台オリジナルとしてマイクたちと共に生きられることが本当に幸せです。今作も戦いに参戦するかしら……とドキドキしております。 まだ濱ステを見たことない方も、マイクたちの泥臭くてかっこいい心のやり取りをぜひ共に目撃し感じ合えたらいいなと思います。百蘭としてはどんな未来が待っているか想像がつかないけれど亡くなってしまった徳健さんとの思い出を糧に、助けてくれたマイクの為に、彼女らしく生きたいと思います! ぜひ劇場でお会いしましょう! 来见我♡ ■中山刑事役:なだぎ武 コメント全文 今回も中山を演じられることになって良かった~、、という気持ちが正直です。実は前回ちょっとだけやんちゃをしてしまった箇所があったので、完結編で降板にならないかドキドキしてました、、いつも真面目ですが、今回も真摯に中山を真面目に演じたいという気持ちでいっぱいです。横浜の独特な泥臭さやスタイリッシュさをエネルギッシュ且つ嫌らしく表現した人間模様が独特な作品なので、その中で生きる中山刑事という存在も、昔は刑事という仕事と向き合い自らの正義を貫いてたのが、いつの間にか街や人の泥に飲み込まれていき、今の中山が出来上がったんだろうな……というバックボーンが見える哀愁を出していけたらと思います。第2弾の時、私の稽古日数があまりにも少なく、途中「あれ?? 俺この舞台に呼ばれてたよな? 俺出るよな!?」ともしかしたら出てなかったのかな……て錯覚するくらい稽古場へ行った日数が少なかったので、前回よりは多めに呼ばれることを願ってるんですが、もしかしたら前回より少ない可能性もあるのが西田演出の怖いところでもあります。とにかく、完結編もとんでもなく楽しく渋いエンタテインメントになってると思うので、前回同様心から楽しんでくださいませ! ■神父役:大沢健 コメント全文 不朽の名作である『濱マイク』のお話をいただいたときは、率直にまずうれしさが込み上げてきて、しかもシリーズ完結編であの世界観を表現する舞台に参加できるんだという期待で、高揚すると同時にプレッシャーも感じました。私が演じる神父の役は、映画版では佐野史郎さんが演じられていました。人物像をあえて描かずミステリアスな雰囲気が印象的でした。そして、今回なんと出演者全員と初共演になります。確信しているのは、そんな新鮮な気持ちで臨んだ時には発見も多いということ。どんな化学反応が起きるか分からない醍醐味があり、今から稽古が楽しみです。皆さんぜひ、劇場で一緒に体感していただけたら幸いです。 ■女性工員の水月・影男役:野々花ひまり コメント全文 この度、『濱マイク』の世界に参加できることを、とてもワクワクしながら受け止めています。映画では水月と影男を別々の俳優さんが演じられていますが、そのふたつの役を私がひとりで担うことの面白さや深さを大切に、丁寧に向き合っていきたいと思っています。出演者の皆様とは全員初めましてなので、稽古を重ねる中でどんな景色が立ち上がるのか楽しみです。作品の空気を大切にしながら精いっぱい努めます。劇場で皆様にお会いできる日を心待ちにしております。 ■原作:林海象 コメント全文 『罠』がとうとうやってきた。濱マイクシリーズの中でも謎の作品である。映画の中でしか表現できなかった謎が、どのように舞台に置き換えられるのか? それが本公演の最大の見どころである。謎ゆえに楽しみすぎる。しかしその謎によって本シリーズの映画版と舞台版は本当の意味での融合に到達するのではないか。そしてその融合はまだみぬ未來をも誘導するのではないか。何かが起きる濱マイク第3弾『罠』に原作者として胸が高鳴る思いである。さあ、この謎の世界へ皆様ようこそ! ■脚本・演出:西田大輔 コメント全文 林海象監督によって生み出された『濱マイク』。その記念すべき完結編とも言える、『罠』がいよいよ舞台になります。舞台としても最終章。たくさんの想いを舞台に込め、もう一度原点に還りながら、新しい世界となるよう、全員で向かっていきます。 今回の『罠』は謎多き作品でもあり、舞台化として、どのように物語が折り重なっていくのか、どうぞその眼でお確かめください!! <公演情報> 舞台『私立探偵濱マイク-罠- THE TRAP』 原作:林海象 映画『-罠- THE TRAP』(『私立探偵濱マイク』シリーズ) 脚本・演出:西田大輔 音楽:田井モトヨシ 【キャスト】 濱マイク:佐藤流司 神津:福井巴也(UNiFY) 百合子:川上千尋 ミッキー:上田堪大 星野:矢部昌暉(DISH//) 濱茜:小泉萌香 王百蘭:七木奏音 中山刑事:なだぎ武 神父:大沢健 女性工員の水月・影男:野々花ひまり 【東京公演】 2026年2月28日(土)~3月8日(日) 会場:サンシャイン劇場 【大阪公演】 2026年3月14日(土)・15日(日) 会場:COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール 【愛知公演】 2026年3月20日(金・祝) 会場:COMTEC PORTBASE

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