福士蒼汰 警視庁前で見せた「刑事役」ロケ姿 異色の「広報課」が舞台、“アクション俳優”から“演技派”へ変貌

11月下旬、東京・霞が関にある警視庁本庁前で、ドラマ『東京P.D. 警視庁広報2係』(フジテレビ系)のロケに臨んでいたのは、俳優の福士蒼汰(32)だ。2026年1月から始まるこのドラマで、福士は主演を務める。 「福士さんは、スタッフと談笑しながら、東京メトロ霞ヶ関駅の階段を下りていき、スタンバイしていました。スタートの声がかかると、階段を勢いよく駆け上がって、警視庁本庁を見上げながら、正面玄関から入るまでのシーンを撮影していました。長身の福士さんは、動くだけで目を引くスタイルでした」(居合わせた人) 福士が演じるのは、警視庁広報課の刑事という異色な役柄だ。 「通常、刑事ドラマといえば、殺人事件を担当する捜査一課や鑑識など、犯人逮捕に至るまでのドラマを描く場合が多いですが、今回は広報課という、あまり題材にされることがない部署が舞台です。ふだんは事件記者らと交流し、ときには情報をリークして報道をコントロールするなど、事件が適切に報じられるように動く、裏方の仕事。福士は『また違う自分を見せることができるのでは』と、期待を込めているようです」(テレビ局関係者) 福士といえば、デビュー当時、『仮面ライダーフォーゼ』(テレビ朝日系)の主人公を演じるなど、アクション俳優としての活躍が中心だった。実際、2019年に「ジャパンアクションアワード2019」でアクション男優賞を獲得している。一方で近年は“演技派俳優”としての評価も高まっている。 「12月19日に公開される映画『楓』では、女優の福原遥さんとダブル主演で、人気バンド・スピッツの名曲からヒントを得たというラブストーリーに臨みます。2026年はデビュー15周年と、福士さんにとって飛躍の年。注目度はさらにアップすると思います」(芸能担当記者) 新作ドラマが“起爆剤”となるか──。

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