東広島警察署に勤務する30歳の巡査の男が、自宅で大麻を所持した疑いで逮捕されました。 麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたのは、東広島警察署刑事第二課の知能犯係に所属する巡査、宗岡拓己容疑者(30)です。 警察によりますと、宗岡容疑者はきょう午前8時半ごろ、警察官舎内の自宅で、乾燥大麻を所持した疑いが持たれています。 宗岡容疑者は、2015年から去年3月まで高知県警で勤務し、去年4月に広島県警に採用されました。 その後、高知県警から、宗岡容疑者が大麻を使用していると情報提供を受けて捜査を進め、けさ、出勤前の宗岡容疑者の自宅に家宅捜索に入ったところチャック式のプラスチック袋に入った乾燥大麻を発見し、現行犯逮捕しました。 警察の調べに対し、宗岡容疑者は、「大麻を所持していたことに間違いありません」と容疑を認めていて、警察は大麻を使用した疑いも視野に余罪を調べてます。 逮捕をうけて県警監察官の則宗啓司首席監察官は、「警察官として言語道断の行為であり、事実関係を調査の上、厳正に対処する」とコメントしています。