ロブ・ライナー監督の息子ニック・ライナーが両親殺害の容疑で正式に起訴 死刑の可能性も

『スタンド・バイ・ミー』などで知られるロブ・ライナー監督と妻のミシェルさんを殺害したとして、身柄を拘束されている息子のニック・ライナー(32)が、正式に訴追された。有罪となれば、死刑となる可能性もあるようだ。 現地時間12月14日に、米ロサンゼルスの自宅にて、遺体で発見されたライナー監督と妻のミシェルさん。ロサンゼルス市警は14日夜にニックの身柄を拘束し、15日朝に逮捕したことを公表。現在はロサンゼルスのツインタワーズ刑務所に拘置されており、釈放は認められていない。 Varietyによると、ニックは16日午後に、両親を殺害した罪2件で、正式に起訴される予定だそう。昨年ロサンゼルス地方検事に選出されたネイサン・ホックマンは、前任のジョージ・ガスコンが導入した死刑執行停止措置を撤回し、死刑を復活させており、ニックは最高で終身刑、もしくは死刑を課される可能性があると言及した。ロサンゼルス地方検事局では、死刑求刑について、後日決定するものとみられる。 なお、ニックは以前から薬物依存との闘いを公表しており、ライナー監督の2015年の映画『Being Charlie(原題)』は、自身の経験を基に、彼が共同脚本を手掛けた作品として知られる。16日に裁判所に出廷する予定だったものの、拘置所からの移送はなかったようだが、彼の弁護士はメディアに対し、ニックの出廷は「医学的に問題ない」と伝えている。

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