京都府警宮津署が押収し、保管していた車両からボストンバッグなどが盗まれた事件で、京都府警は、適切な盗難防止措置を怠ったとして、証拠品の保管・管理を担当していた警察官2人を、12月4日付けで本部長注意の内部処分としました。 内部処分を受けたのは、京都府警宮津署に勤務していた男性警部(50代)と男性警部補(50代)です。 今年6月、何者かが宮津署の敷地内に侵入し、押収物として保管されていた車両からボストンバッグやたばこなどが盗まれました。警察は今年7月、建造物侵入と窃盗の疑いで、ベトナム国籍の男(26)を逮捕しました。(その後、京都地検が起訴) 2人は「その後の捜査活動のことを考えて、車体をカバーで覆うなどの対応を行わなかった」という趣旨の説明をしているということです。 京都府警監察官室は「証拠品の適切な保管管理について指導・教養を徹底し、再発防止に努める」としています。