西畑大吾主演ドラマ『マトリと狂犬』追加キャストに木村祐一、山谷花純ら OP主題歌はオレンジスパイニクラブ

なにわ男子の西畑大吾が連続ドラマ単独初主演を務めるMBS・TBS系『マトリと狂犬』(火曜、MBS:深夜0時59分、TBS:深夜1時28分、1月20日放送開始)の予告映像とともに、追加キャストおよびオープニング主題歌が18日に解禁された。 『マトリと狂犬 -路地裏の男達-』は、秋田書店「ヤングチャンピオン」で2021年より連載中の同名コミックスを原作とする実写作品。原作は『カバチタレ!』『極悪がんぼ』などの田島隆氏、漫画はマサシ氏が担当しており、麻薬と裏社会をテーマにした“禁断の地上波実写ドラマ化”となる。 物語は、六本木のクラブで起きた薬物殺害事件。客がコカインの過剰摂取でウエイターを刺し、自らも死亡した。この客に薬を売ったのは、売れっ子子役からの転落人生で、「薬物の売人」をしていた梅沢恭之介(うめざわ・きょうのすけ)。この事件を追う麻薬取締官(通称・マトリ)の黒崎徹(くろさき・とおる)は、薬物に対する異常なまでの執念を持っている。いつものように梅沢が、仲間とアパートで麻薬のパケを作っていると、そこにマトリがガサ入れにやってきて。その場から間一髪で抜け出した梅沢だったが、勘の鋭い黒崎に捕まり、逮捕しない代わりに「俺のS(スパイ)になれ」と脅迫され、梅沢は黒崎の「S」になることに。そんな矢先、警視庁薬物銃器対策課・警部補の葛城彰斗(かつらぎ・あきと)に逮捕されてしまった梅沢は、葛城からも「警察のスパイになれ」と命令される。こうして梅沢は、“マトリと警察のダブルスパイ”という地獄の立場に追い込まれていく──。土壇場で信じられるのは誰なのか──。麻薬を巡る狂気と欲望は、さらに深く、そして禍々しく交錯していく。 今回解禁された追加キャストには、多彩な実力派が名を連ねる。薬物漬けにされてしまう女子大学生・杉原葵役には、幼少の頃より子役として活動をスタートし、映画『辰巳』で第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞などを受賞した森田想。 そして、そんな葵を薬漬けにする千葉のローカルタレント・加賀響役には、お笑い芸人として活動しながらも、2026年2月公開の映画『禍禍女』にも出演するなど俳優としても活躍の場を広げる九条ジョーが決定。 薬物犯罪者を追う麻薬取締部捜査第一課課長・新庄丈役には、お笑い芸人としてピンで活躍しながら、俳優としても数々のドラマや映画に出演し、監督、脚本も行うなど多方面で活躍する木村祐一が決定。 新庄の部下である麻薬取締官の灰沼太一役には少路勇介、捜査第一課で唯一女性である麻薬取締官の青島遥役には山谷花純。同じく、麻薬取締官の稲葉瑛二役には、ダンス&ボーカルグループ・ONE N’ ONLYのボーカルとして活動する中、俳優としても活動する山下永玖が決定。 さらに、梅沢(西畑大吾)を絶体絶命の窮地に追いやる過激すぎる半グレ組織のボス・松原努役には舞台を中心に活躍する一方で2025年10月には映画『蟲』で映画初主演を果たした俳優・平埜生成が決定。指定暴力団・佐伯組組長の佐伯竜役にはモデルとして活躍後、俳優として数多くの作品に出演し、ドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』では主人公・勝男の兄を演じ、注目を集めた深水元基。加賀に薬物をあっせんしていた食品メーカー二代目社長・永田紀明役には趙珉和。さらに、向井理演じる葛城の上司、警視庁組織犯罪対策部・部長の鬼塚桃蔵役には、本宮泰風が決定した。 OP主題歌を担当するのは、茨城県出身の4人組バンド・オレンジスパイニクラブ。OP主題歌『blur』は、本作のために書きおろされた、アップテンポで絶体絶命の窮地に立たされながらも生きることを諦めない梅沢の強い心情を描いているかのような楽曲と紹介された。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする