鶴ヶ島老人ホーム殺人事件 22歳男の鑑定留置開始/埼玉県

ことし10月、鶴ヶ島市の老人ホームで、入所者の女性2人を殺害したとして殺人などの疑いで逮捕された元職員の22歳の男について、さいたま地検は、18日からおよそ3か月の予定で、刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を開始しました。 事件は、ことし10月15日、鶴ヶ島市若葉の「若葉ナーシングホーム」に入所していた、ともに89歳の女性2人が首を絞められるなどして死亡したものです。 警察は、2人を殺害した殺人などの疑いで施設の元職員、木村斗哉容疑者(22)を逮捕しています。 警察によりますと、木村容疑者は、施設で勤務していた際に面識のあった2人を狙ったとみられています。 当時、警察の調べに対して木村容疑者は、「事実については言いたくありません」と容疑を否認している一方で、「死刑になりたかった」などと話していました。 さいたま地検は、18日からおよそ3か月の予定で、木村容疑者の鑑定留置を行い、結果を受けて刑事責任能力の有無を判断します。

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