授業のタブレット端末使い…鎌倉で中学生が別の生徒を盗撮 神奈川県警が捜査、教育長は市議会で謝罪

鎌倉市立中学校で生徒が授業で使うタブレット端末を使って別の生徒を隠し撮りし、神奈川県警が性的姿態撮影処罰法違反の疑いを視野に捜査していることが19日、分かった。盗撮した生徒は校内の友人らに転送した可能性もあり、市教育委員会の高橋洋平教育長は同日の市議会教育福祉常任委員会で「情報モラル教育でタブレットの適切な使用法を指導してきたが、このような事案が出てきたことは非常に残念」と謝罪した。 市教委と県警によると、11月に学校側が「生徒が盗撮した動画を転送している」という話を把握。生徒のタブレットに盗撮した動画が保存されている形跡があったことから12月に県警に相談した。 市教委が全校生徒のタブレットを回収したところ、他の生徒のタブレットからは転送されたとみられる動画はみつからなかった。インターネットへの動画の流出も確認できていないという。 高橋教育長は常任委で「大人であれば逮捕される事案で、他者の人権もくじく恐れもありあってはならないこと。生徒も反省し立ち上がってくれると信じている」と述べた。

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