女性を車内に監禁して暴行を加え、1500万円相当の暗号資産を送信させたなどとして男4人が起訴された事件で、名古屋地検は、犯行を手助けしたとして逮捕された女性を不起訴処分としました。 26日付で不起訴処分となったのは、大阪府富田林市のアルバイトの女性(27)です。 警察によりますと、女性は今年6月、別の女性(当時32歳)に「直接会って暗号資産の話を聞きたいです」などと電話をかけて名古屋市西区の駐車場に誘い出し、監禁を手助けした営利目的略取幇助の疑いで逮捕・送検されました。 名古屋地検は処分の理由を明らかにしていません。 この事件をめぐっては、女性を車内に監禁して暴行を加えた上、携帯電話のアプリを使って約1500万円相当の暗号資産を送信させたなどとして、男4人がすでに起訴されています。