93歳の父親への“傷害”61歳の男逮捕 父親は死亡

佐賀県嬉野市の自宅で93歳の父親に暴行を加え、肋骨骨折などの怪我をさせたとして、61歳の男が29日、逮捕されました。父親は死亡が確認されています。 警察によりますと、嬉野市塩田町の無職・山口誠容疑者(61)は、自宅で今月初旬から26日までの間に、同居する父親の昭伸さん(93)に対し、頭や顔を食器や拳で殴ったほか、胸や腰を踏みつけるなどの暴行を加え、肋骨や太ももの骨を折る重傷を負わせた疑いが持たれています。 28日、山口容疑者が呼び出したかかりつけの医師が、自宅で昭伸さんの死亡を確認し、110番通報したことで事件が発覚しました。 警察の調べに対し山口容疑者は、「親父が骨折するほど暴力を振るった覚えはありません」と容疑を一部否認しています。 警察は司法解剖するなどして、死因の特定を急ぐと共に傷害致死の疑いも視野に詳しく調べる方針です。

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