県警が殺人と断定、窃盗容疑の男との関連捜査 群馬・富岡の女性遺体

群馬県富岡市で窃盗被害に遭った女性(81)が遺体で見つかった事件で、県警は遺体や現場の状況などから殺人事件と断定した。遺体は窃盗容疑で逮捕された住所不定、無職の富田健一容疑者(55)の元住居から見つかり、富田容疑者は「金に困っていた」と話していることなどから、県警は死亡との関連や当時の財政状況などを調べている。 捜査1課によると、亡くなったのは同市野上の無職、富田春枝さん。司法解剖の結果、死因は手などで首を圧迫された窒息死で、首の骨が折れ、皮下出血があった。同課は昨年12月29~30日ごろに死亡したとみている。 富田容疑者は昨年8月ごろから12月30日夜までの間、富田さん宅から通帳2通と印鑑1本を盗んだ疑いで逮捕された。捜査の過程で、遺体は空き家になっている富田容疑者の元住居から見つかった。関係者によると、富田容疑者は詐欺のような話を信じ込み、金に困っている様子で、事件前には近所の住民や知人らにお金を貸して欲しいと頼み込んでいたという。 近くに住む男性は「富田さんは昔から富岡容疑者を『けんぼう』と呼んでいて、親しく付き合っていた」と話していた。(小幡淳一)

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