大阪府岸和田市の商店街で7日夕、乗用車が大阪府警岸和田署の男性巡査部長(31)をボンネットに乗せたまま約700メートル走行した末に、振り落として逃走した。巡査部長は両手足に軽傷を負い、府警は8日、殺人未遂容疑などで車を運転していた住居不詳の無職、久保泰範容疑者(40)を逮捕した。「やったことは間違いないが、殺意はない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は7日午後5時25分ごろ、同市宮本町の南海電鉄岸和田駅前の商店街で、取り締まり中の巡査部長に殺意を持って乗用車を急発進させ、ボンネットに乗せた状態で走行したとしている。容疑者は無免許の状態だったという。 府警によると、当時は車の通行が禁止された時間帯で、巡査部長が車に停止を求めていた。車は急ブレーキや蛇行運転をするなどして巡査部長を振り落とし、そのまま逃走。現場から約2・5キロ離れた同府貝塚市で乗り捨てられた車が見つかっていた。車は容疑者の家族名義だった。 発生時、助手席には女性が乗っており、府警が詳しい状況を調べている。