結婚15年「幸せな3人家族」のはずが…中学受験生の母が怯える「自宅に投げ込まれるもの」の謎

多くの自治体では、年末年始はごみの収集を休む。そして大掃除によって大量のごみが出ることから、たとえば講談社のある文京区では「年末年始は、ごみ量の増大や交通事情によって、収集時間が平常と異なります」とHPでも伝えている。 2025年の11月に話題となったのが、広島県のある町がごみの不当投棄に悩んでいるという事例だった。ある地区の空き地や資材置き場数ヵ所に、冷蔵庫やガスこんろ、ベッド、コンクリートブロック、布団や自転車などが山積みになっていたという。いずれも人目につきにくい場所で、ごみは合わせて4トントラック4、5台分にも及ぶと報じられた。4トントラック1台分の粗大ごみの処分は、その中身にもよるが、10万円前後が考えられるという。家電などが入っていたらさらに高額になる。ではこのお金は誰が出すのだろうか。 警視庁のHPにはごみの不法投棄を「生活環境の悪化につながる環境犯罪」とし、「産業廃棄物でも一般廃棄物でも、定められた処分方法に従わず、みだりに廃棄物を捨てた場合は不法投棄になります」と明記されている。 広島の例のように大規模でなくとも、自宅にごみが不法投棄されることに悩まされる人は少なくない。 「自宅にごみが不法投棄されるので犯人を特定してほしいという依頼はよくあります。以前は避妊具や仏具などが自宅前に置かれていて気持ち悪いから調べてほしいという依頼もありました。そしてその犯人が夫婦どちらかの浮気相手ということも多々あります」 こう語るのは、リッツ横浜探偵社の山村佳子さんだ。キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村さんは、メンタル心理アドバイザー、夫婦カウンセラーの資格を持つ。 山村さんは「困っている人を救える人になりたい」という気持ちが強い。学生時代は警察官を希望していたが、当時は身長制限があり、受験資格はなかった。一般企業に勤務するが、目の前の人を助けたいという思いは強く、探偵の修行に入る。探偵は調査に入る前に、依頼者が抱えている困難やその背景を詳しく聞く。山村さんは相談から調査後に至るまで、依頼人が安心して生活し、救われるようにサポートをしている。 山村さん連載「探偵が見た家族の肖像」に続く連載「探偵はカウンセラー」は、山村さんが心のケアをどのようにしていったのかも含め、さまざまな事例から、多くの人が抱える困難や悩みをあぶりだしていく。個人が特定されないように配慮しながら、家族、そして個人の心のあり方が、多くの人のヒントとなる事例を紹介していく。 今回山村さんのところに相談に来たのは、43歳の芳恵さん(仮名)だ。「ウチの玄関前に、生ごみが捨ててあったり、ベランダや庭に腐った柿が投げ込まれていたりして、困っているのです」と電話してきた。 山村佳子(やまむら・よしこ)私立探偵、夫婦カウンセラー。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリング経験を持つ探偵として注目を集める。テレビやWB連載など様々なメディアで活躍している。

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