“ゾンビたばこ”大阪でも摘発 若者の間でまん延の恐れ 依存性高く、大量摂取で死に至る場合も

“ゾンビたばこ”と呼ばれる違法な薬物をタイから関西空港に持ち込んだとして、外国人2人が逮捕・起訴されました。若者の間でまん延が懸念される“ゾンビたばこ”。その危険性とは。 小刻みに震えながらふらふらする人や、立つことすらままならず、そのまま路上に寝ころぶ人。これは中国のSNSに投稿された映像です。 彼らが使用したとみられるのが。“ゾンビたばこ”と呼ばれる違法薬物です。正式名称は「エトミデート」。今、若者のあいだでまん延する恐れが出ています。 そんな中、きょう(20日)、関西空港税関支署。 加藤 沙織 記者 「タイから飛行機で関西空港に到着した女らは、こちらのスーツケースに隠し持つ形で、これらの“ゾンビたばこ”を持ち込んだということです」 大阪でも検挙者が出たことが、初めて明らかになりました。その危険性とは。 湘南医療大学薬学部・舩田 正彦 教授 「大量に摂取した場合には、死に至るケースも海外では報告されている」 今、日本国内での拡大が危惧される“ゾンビたばこ”と呼ばれる違法薬物「エトミデート」。大阪でも検挙者が出たことが、きょう(20日)初めて明らかになりました。 逮捕・起訴されたタイ国籍のトゥーラ―・ガンワラ被告ら2人は、去年11月、タイからエトミデートを含む液体が入ったカートリッジ1002個を販売目的で密輸した罪に問われています。 加藤 沙織 記者 「税関によりますと、こちらのカートリッジをドライフルーツの袋に入れて隠していたということで、2人は『ハネムーン』と称して、入国しようとしたということです」 警察によりますと、“ゾンビたばこ”は主に電子たばこを使って吸引し、手足のしびれや意識障害などを引き起こすということですが、専門家はその「依存性の高さ」を指摘します。 湘南医療大学薬学部・舩田 正彦 教授 「作用時間が非常に短いという特性がありますので、使用する頻度が上がってくる。すなわち薬物の使用を繰り返すということになりますので、依存に陥る危険性が高い。大量に摂取した場合には死に至るケースも海外では報告されている」 “ゾンビたばこ”は当初、沖縄県内で乱用が確認されていました。 繁華街で働く人 「たまにふらふらしてるのいるよ」 「カチンコチンにかたまっちゃう」 「ぶっ倒れる。硬直してバタンって」 しかし、去年7月、インドから成田空港に“ゾンビたばこ”を密輸したなどとして中国人2人が逮捕され、今月9日に大分地裁が有罪判決を言い渡しました。 また今月には、警視庁がタイから密輸したとして50代の男を逮捕するなど、関東地方にも広がりを見せていました。“ゾンビたばこ”は大阪でも出回っているのでしょうか。 (Q:“ゾンビたばこ”を聞いたことありますか?) 「ないです」 「聞いたことないです。はやったらよくない」 「ゾンビたばこ?聞いたことないです。やらん方がいいと思う」 「ふわっとしか聞いたことなかったんで、ニュースで。怖いですね」 今後のまん延が懸念される“ゾンビたばこ”。SNS上では、「笑気麻酔」などの隠語で販売されている事例があるということで、警察は警戒を強めています。

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