平和評議会の調印式めぐり、ネタニヤフ氏が米の要請拒否 米報道

トランプ米大統領が設立したパレスチナ自治区ガザの暫定統治機関「平和評議会」の調印式に、イスラエル代表の姿がなかったのはなぜか――。22日のスイス・ダボスでの調印式で、団結姿勢を演出したかった米国の意向が実現しなかった内幕を、米メディア・アクシオスが24日に伝えた。 平和評議会は、トランプ政権が主導するガザ和平計画の第2段階の一環として、ガザの暫定統治のために設立された。米国が招待した約60カ国のうち、中東や親米政権の国を中心に、イスラエルを含む約25カ国が参加を表明。22日の調印式には、トランプ氏を含め、カタールやトルコなど20カ国の首脳や高官らが出席した。一方、欧州の多くの国や、日本を含むG7(主要7カ国)は参加に慎重な姿勢を示している。 アクシオスによると、米ホワイトハウスは、ダボス会議に参加していたイスラエルのヘルツォグ大統領の調印式への登壇を、イスラエル側に複数回にわたって打診したが、ネタニヤフ首相は要請を拒否した。ネタニヤフ氏は戦争犯罪などの容疑で国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ており、ICC加盟国で、いかなる逮捕状にも協力義務があると表明しているスイスへの渡航を見送り、会議に参加していなかったとされる。

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