広島に衝撃 羽月容疑者「ゾンビたばこ」使用疑いで逮捕 指定薬物エトミデート陽性反応 容疑を否認

広島の羽月隆太郎内野手(25)が27日、指定薬物「エトミデート」を使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで広島県警の組織犯罪対策第三課と広島中央警察署に逮捕された。逮捕容疑は25年12月16日ごろ、国内でエトミデート若干量を使用した疑い。エトミデートは昨年5月26日から指定薬物に指定されており、広島県内での摘発者は初めて。「ゾンビたばこ」とも呼ばれている。 広島にショッキングなニュースが駆け巡った。羽月容疑者が広島中央警察署で、午後5時32分に逮捕された。昨年12月16日ごろ、国内で若干量のエトミデートを使用した疑い。羽月容疑者は「指定薬物のエトミデートを使った覚えは、ありません」と容疑を否認しているという。午後8時40分ごろには、広島中央警察署から移送された。今後は、検察庁に送致される。 県警によると、昨年12月16日に関係者から110番があり、警察官が向かった先に、通報者と羽月容疑者がいた。場所は広島県内で、任意同行後に尿検査を実施したところ、エトミデートの陽性反応が出た。県警は自宅などを家宅捜索し、入手経路や一緒に使用した人の有無などを調べている。 国内未承認の医療品成分であるエトミデートは、25年5月26日に「指定薬物」に指定され、使用すると、手足がけいれんし、ゾンビのように見えることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれている。エトミデートの摘発は広島県内で初めて。県警は電子たばこのようなもので吸引したとみて、入手ルートなどを捜査する。 羽月容疑者は神村学園の2年時に夏の甲子園に出場。18年度ドラフト7位で広島に入団した。ガッツあふれるプレーと俊足を武器に2年目の20年にプロ初出場。昨季は自己最多74試合に出場し、打率・295、17盗塁とキャリアハイのシーズンを送った。 昨季チームの総得点441得点はリーグ5位。代名詞の機動力野球は影を潜め、盗塁数57はリーグ5位だった。機動力の復活を目指すチームにとって、羽月容疑者は欠かせない存在だった。 昨季終了後には、羽月容疑者は「僕が40盗塁をしたらチームが変わる。まずは、試合に出られないと何も始まらないので、そこが第一ですかね」とレギュラー奪取を宣言。年明けからは、2年ぶりにソフトバンク・周東に弟子入りし、鹿児島県・種子島で合同自主トレに参加。この日は、広島県廿日市市の大野練習場を訪れ、合同自主トレに参加していた。 ◇羽月 隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年4月19日生まれ、宮崎県出身。168センチ、73キロ。右投げ左打ち。内野手。神村学園2年夏の甲子園に出場し、3回戦明豊戦では3安打も敗退。18年度ドラフト7位で広島入りした。2年目の20年に1軍戦初出場。23年から3年連続で2桁盗塁。昨季は自己最多の74試合出場、17盗塁、打率.295と成長を見せた。通算277試合、98安打、1本塁打、34打点、51盗塁、打率.243。

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