【広島】羽月隆太郎容疑者が逮捕 俗称「ゾンビたばこ」の指定薬物「エトミデート」使用疑い 容疑は否認

広島県警は27日、指定薬物のエトミデートを使用したとして、医薬品医療機器法違反の疑いで広島・羽月隆太郎容疑者(25)を逮捕した。「使った覚えはありません」と容疑を否認している。球団は、事実関係の確認を含めて対応に追われている。 県警によると25年12月16日、110番を受けて警察官が向かった先に、通報者と羽月容疑者がいた。場所は広島県内で、任意同行して尿検査をすると、エトミデートの陽性反応が出た。県警は自宅などを家宅捜索し、入手経路や一緒に使った人の有無などを調べている。エトミデートは「ゾンビたばこ」や「笑気麻酔」と呼ばれ、若年層を中心に広がっている。過剰摂取で手足がけいれん、意識を失ったりする場合がある。政府は取り締まりや予防啓発を強化する考えを示している。 羽月容疑者はプロ7年目の25年は代走の切り札として74試合に出場し、リーグ5位タイ、チーム最多17盗塁。ときに勝負の行方を左右する走塁でチームに貢献してきた。課題の打撃でも打率2割9分5厘の好成績を残した。春季キャンプは2軍スタートが決まっていたが、今季もスーパーサブとして期待されていた中で逮捕された。8年ぶりのリーグ優勝を狙う新井カープに、激震が走った。 ◆エトミデートとは もともとは鎮静剤や麻酔導入薬などとして使用される、国内未承認の医薬品成分。本来の使用用途とは別に、電子たばこ向けに違法に使用されるケースが社会問題化し、昨年5月に厚生労働省が「指定薬物」として規制。使用すると手足がけいれんし、ゾンビのように見えることから「ゾンビたばこ」とも呼ばれる。 ◆羽月 隆太郎(はつき・りゅうたろう)2000年4月19日、宮崎市生まれ。25歳。鹿児島・神村学園高では2年夏に甲子園出場。18年のドラフト7位で広島入り。168センチ、73キロ。右投左打。通算277試合、打率2割4分3厘、1本塁打、34打点、51盗塁。今季年俸3100万円(推定)

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