国際弁護士の清原博氏が28日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)に生出演し、医薬品医療機器法違反の疑いでプロ野球広島の羽月隆太郎容疑者(25)が逮捕された事件について解説した。 逮捕容疑は昨年12月16日ごろ、国内で指定薬物エトミデート若干量を使用した疑い。羽月容疑者は容疑を否認している。 清原氏は「使ってはいけない薬物だと知っていて使ったというのが犯罪になる」と前置き。その上で、今回の事件について「たとえ本人の尿検査で違法薬物が出てきたとしても、羽月容疑者が言っているように、“使った覚えはありません”と否定していれば、本当に違法な薬物と分かって使ったかは疑わしくなってくる」と指摘した。 エトミデートは「ゾンビタバコ」や「笑気麻酔」と呼ばれ、電子たばこなどで蒸気により摂取できる手軽さもあり、若年層を中心に広がっている。過剰摂取で手足がけいれんしたり、意識を失ったりする場合がある。政府は取り締まりを強化する考えを示している。 清原氏は「違法な薬物を煙にして、それを吸って摂取するという形」と説明。「隣の人がゾンビたばこを使っていた。副流煙というか、煙ですよね。漂ってきたと。長時間、一緒に(副流煙を含む空気を)吸っていたから、本人はゾンビたばこを吸うつもりはないし、ゾンビたばこを使っていることは分からなかったと。隣にいたから、副流煙という煙を吸っちゃって、尿検査してみたら出ちゃった。そういう場合もある」と、可能性の一つを挙げた。 一方で、「警察は、そういう可能性は確かにあるかもしれない。それを否定する証拠が集まらなければ、容疑者逮捕に至らない」とも述べた。可能性の例として挙げたのは、尿検査の鑑定結果。「本人が自ら吸わなければ、こんな高濃度の成分は出てこないという時には、隣の人の副流煙を吸っただけで、本人の言い分で弁解しているならば、それはちょっとありえないというふうに、どんどん本人の言い分をつぶしていくような証拠を集めるのに、1カ月以上かかったのかなというふうに、昨日逮捕に至ったわけです」と推測した。