『闇バイト』を使った犯行の実態解明に向けて捜査が進んでいます。 去年9月、熊本市南区の住宅から現金や高級腕時計などが盗まれ男子中学生が逮捕された事件で3日、指示役とみられる男が逮捕されました。 逮捕されたのは、住所不定の建設業、野上 寛斗 容疑者(27)です。 警察によりますと、野上容疑者は去年9月、熊本市南区にある解体業の男性の住宅から現金3万円と高級腕時計や指輪などの貴金属合わせて時価約340万円相当を盗んだ疑いが持たれています。 野上容疑者は、事件の『指示役』とみられ、『闇バイト』で雇われ、実際に金品を盗んだ疑いで中学3年生の男子生徒が去年12月に逮捕されています。 防犯カメラの映像などから『実行犯役』は男子生徒1人で、このほか19歳の少年が、犯行に誘った『リクルーター役』として関わっているとみられ、警察が話を聴いています。 3人は匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる『トクリュウ』の一味で、秘匿性の高い通信アプリを使って連絡を取り、犯行に及んだとみられています。 警察は、野上容疑者の認否について「捜査に支障がある」として明らかにしていません。 また、被害者の家に高価な貴金属があるという情報の提供者がいた可能性もあり、警察が調べを進めています。