熊本北合志署と熊本県警組織犯罪対策課は5日、架空の投資話を持ちかけ、約4千万円相当の金の延べ棒をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、マレーシア国籍の住所不定、無職の男(20)を逮捕した。 逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀。昨年7月3~18日、熊本市の無職男性(72)に交流サイト(SNS)を介して「現物の金を受け取り、ドルに両替して取引口座に送金します」などとうそを言い、熊本市のショッピングセンターと福岡市のホテルで、3回にわたって金の延べ棒計2・4キログラム(約4150万円相当)をだまし取った疑い。 署によると、男性は福岡市内で金の延べ棒を購入して渡していた。後日、口座から現金を引き出せず、署に通報した。 署は容疑者が「受け子」役として、証券会社スタッフを装って男性から金を受け取っていたとみている。認否を明らかにしていない。 容疑者は昨年4月に90日間の短期滞在で入国。同様の詐欺事件で奈良県警と新潟県警に逮捕されていた。