千葉・市原の未解決事件「情報提供を」 最高300万円の報奨金延長

千葉県市原市姉崎で2008年、不動産会社経営の永野武さん(当時78)が殺害された事件が、警察庁の「捜査特別報奨金制度」の対象に再指定された。容疑者逮捕に結びつく有力な情報の提供者に最高で300万円の報奨金が支払われる。来年2月4日まで。 永野さんは08年1月17日午後5時55分ごろ、経営する「協永不動産」の事務所で頭や首を刺されて倒れているのが見つかった。死亡が確認され、現場からは手提げ金庫と鍵束がなくなっていた。 同日夕ごろに事務所敷地内に入る不審な男が目撃されている。当時30歳前後、身長約160センチの細身で、黒い短髪だったという。 再指定を受け、5日には遺族らがJR姉ケ崎駅前で約3千枚のビラを配って情報提供を求めた。永野さんの孫の曽根貴佑さん(34)は、今年も祖父が着用していた防犯ボランティアのジャンパー姿で活動。祖父に「犯人は絶対逮捕するからね」と誓った。 報奨金の再指定は23年から4年連続。昨年の約20件を含め、今までに約90件の情報が県警に寄せられた。市原署の白石吾一刑事官は「事件当日だけでなく近い時期の不審な人物の目撃情報やうわさなど、ささいなことでも知らせて欲しい」と呼びかける。情報提供は市原署捜査本部(0436・41・0110)へ。(宮下晶)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする